松田一平 blog

都立大にてフィットネスジムのトレーナーを務めております

減量について〜炭水化物〜

糖質制限など流行っているが、果たしてそれは理にかなったやり方なのでしょうか?

前回の記事の続きとして読んでいただければ幸いです。

 
摂取量

炭水化物の減らしすぎに注意しましょう。

炭水化物を減らすと一気に体重は落ちますが、この時に体脂肪は落ちていません。

一気に体重が落ちるのは、炭水化物を減らす事で体内に貯蔵されているグリコーゲンの量が減ると同時に、水分が体内から排出されるからです。

グリコーゲンはエネルギー源であるため、無くなるとトレーニングに身が入らなくなるだけでなく、筋肉のハリも失われます。

また、ひどい場合は仕事など日常生活に支障をきたす場合もあります。

 

体重 ✖️ 2g 最低摂取量

 

炭水化物は最低でも体重✖️2g以上取りましょう

これより少なくすると筋肉を失ってしまいます。

 

タイミング

基本的に以下の4タイミングで、炭水化物を摂取すると良いです。

  • 朝食
  • 筋トレ前
  • 筋トレ中
  • 筋トレ後

 

筋トレ前で炭水化物を摂取するのは筋トレでしっかり力を発揮するためです。

筋トレ後は体内の炭水化物(グリコーゲン)が消費されているので、これを回復させるために摂取します。
グリコーゲンが消費されたままでおくと、筋肉が分解される原因になります。また、トレーニング後の炭水化物は脂肪になりにくいので、筋肉の成長を助けるため怖がらずに摂取しましょう。
基本的には、炭水化物の量が1番少ないのは、寝る前の食事となります。